建学の精神・校訓

音楽は、世界共通の言葉です。
2人よれば自然にハーモニーが生まれる。
3人よれば、なお美しい和が生まれる。
4人・5人と人が集まって、口ずさむ声が快いひびきになる。
一人ひとりが『音』を大切にして、正しい音、美しい音を身につけられるようなったらすばらしい。
そんな音楽教育をしたい。
−初代校長 有馬大五郎先生のことば−

受験をお考えの方へのメッセージ New

国立音楽大学附属小学校は、音楽を通じて知性や感性を育む教育を行う、音楽大学の附属小学校です。
音楽の授業は、音楽、リトミック、コーラス、器楽と幅広く、多様な活動を取り入れています。多彩なカリキュラムで構成されています。授業を通じて経験する多種多様なな音楽体験は、子どもたちの感覚・感性や想像力・創造力を呼び覚まします。
また友達と関わる活動を通じて、協調性や思考力、表現力を養い、練習を通じて持続力や集中力も身に付いていきます。様々な教科で「本物を体験する」ことも大切にしており、その経験が「やってみよう！」という意欲や関心に繋がって、子どもの「内なる原動力」を育みます。
本校は全学級25名前後の少人数制により、教師と子どもたちの距離が近く、子どもたち同士も一人ひとりの感性、考えを認め合いながら学んでいます。

※個別相談や学校見学は随時可能です。事前にお問い合せ下さい。

教育・指導方針

指導のポイント

1・2年生
低学年は、これから長期にわたって経験していく学校生活・集団生活の基本を身に付ける重要な時期です。基本的な生活習慣や友達同士の関わり、授業に取り組む態度、物事に意欲的に取り組む姿勢を、日々の学校生活や行事を通して身に付けていきます。明るく活気のある楽しい授業で、どの教科もしっかり集中できる学習の基本を育んでいきます。

3・4年生
学校生活を楽しく意欲的に取り組むために、声をかけ合い、みんなで話し合う機会を広げ、仲良く助け合う習慣を身に付けます。特に中学年から始まる理科・社会では、実験やグループ活動など、チームワークを培う内容を大切にしています。学校生活ではお互いを認め合いながら、クラスの中で自治する力を養い、学習では積極的にねばり強く分かるまで取り組む工夫と、努力する力を育んでいきます。

5・6年生
高学年では、子ども達の「考える力｣をより伸ばしていきます。専門的に学習を深めていけるように専科制をとっている教科と、担任がクラスの子どもたちに合わせた授業展開を工夫できる担任制の教科をバランス良く組み合わせ、子どもたちの思考力・判断力・表現力や学びに向かう力などを伸ばす教育を行っています。その力は、将来どんな分野に進んでも、学びの基礎となっていくものです。また、児童会、奉仕部、クラブなどの活動や、各行事での役割を通して、自主的・積極的に考え、行動できる力を付けていきます。

特色ある授業

義務教育課程に則して、各教科、基礎学力の修得・自ら考える力の育成に重点を置いた教育を展開しています。加えて、質の高い音楽教育、「コーラス」「リトミック」「音楽」「器楽｣と言った教科によって、幅広い学習の場を提供しています。

課外活動

・くにおんアカデミー　ジュニア ミュージック・アトリエ小学校教室
　校舎の3階に11室のレッスン室があり、希望者は、放課後の時間を使って専門の講師による、くにおんアカデミー　ジュニア ミュージック・アトリエ(課外レッスン)を受けることができます(ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、打楽器、ソルフェージュ)。校内での音楽発表会も行われます。またお昼休みに、レッスン講師によるラウンジコンサートもあります。
国立駅付近の学童アウラと提携しており、本校児童を優先的に受け入れてもらうことができます。

学　費

入学時(4月までに必要な費用)