近年出題が大変多くなっているテストです。
小集団でゲームや共同画、共同制作、自由遊びなどをしている様子を観察されます。
途中で一人ずつ呼ばれて「口頭試問」を受ける学校もあります。
子どもの「素」の部分をかいま見る事ができるテストです。

出題の傾向としては、
「用意されているものでみんなで自由に遊ぶ。」
「用意されたいるものを使ってみんなで指示されたものを作る。」
「箱(や紙コップなどなど)を一番高く積み上げましょう！」
「ごっこ遊び。(お店やさん、ピクニックなどなど)」
「事前に行った工作(巧緻性)テストで作ったもので遊ぶ。」
など、様々な内容があります。

行動観察のポイントは「状況判断」ではないでしょうか。
例えば、お部屋にボールが置いてあります。
どんな風に遊びますか？
先生からは「自由に遊んで下さい」と言われていますが「テスト中」でもあります。

他にもお友達が遊んでいる中、自分のやりたい遊びを始めて 周りを考えずにボール投げをする。お友達に迷惑がかかるかもしれませんね。それに危険かもしれません。

では、ボールつきならどうかな？、とその場で判断して遊びを決めていくことが大切です。
しかし、この様な「状況判断」はテスト対策として身に付くものではなく、ご家庭での普段の生活、躾により身に付くものが大変多く、子どもの「素」が出てしまいます。

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