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■ まずは先生のプロフィールをお聞きできますか。
大学の教育学部を卒業後、縁あって本校に勤務しました。37年目になります。
今年度(2020年度)より校長に就任しました。
■ 建学の精神を解説していただけますでしょうか。
明治に浄土宗の尼僧により女学校としてスタートした淑徳は、大乗仏教を根本理念としています。戦後の改革を経て、幼稚園から大学まで擁する総合学園となった大乗淑徳学園の初等教育部門として、淑徳小学校は昭和24年に設立されました。
学園の建学の理念は「感恩奉仕」と「利他共生」です。
小学校は、小学校のご本尊である阿弥陀様のお写真と、建学の理念を小学生むけに具体化した「3つの心(感謝する心 慈しみの心 創造する心)」、を教室正面に掲げて生活しています。
「創造する心」は、感謝の気持ちを持ち、ご恩返しするために必要な心です。社会や周りの人にご恩返しをするために、よく学んでおかなければならない、うまく行かなければ、どうしたら実現できるかと、工夫して努力しなければならない。よりよい物を追求する心です。こうした心を「創造する心」と名付け、大事にしています。
■ 貴校が望む家庭像やお子さんはどのようなものでしょうか。
私学として大切なことは、学校全体が持つ価値観です。周りに感謝し、学ぶことを大事にし、こつこつと努力することに価値を見出す雰囲気を学校全体が、家庭と共に共有しています。
ともにこの価値観を共有してくださるご家庭に入学していただきたいと思います。
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