|
■ まずは先生のプロフィールをお聞き出来ますか。
1991年から英才教室に9年間勤務し、2才から年長さんの子どもたちと楽しく授業をしていました。
2000年からは小学校に配属となり、今度は12才までの子どもたちを担当することになりました。そして2015年4月から校長になりました。子どもたちと接する時間が少なくなってしまったのが少々残念ですが、子どもたちが「校長先生、おはようございます!」と元気にあいさつしてくれるのがうれしいですね。
■ 英才教育を取り入れたきっかけを教えてください。
1969年、玉川大学教授、英才教育研究所所長の伏見 猛弥先生との出会いがあり、英才教育を導入しました。考える力のある子どもたちを集め、その子どもたち向けの特別なカリキュラムをすることで日本のアインシュタインを育てることが伏見先生の夢でした。当時は批判されることが多かったのですが、50年ほど経ち、卒業生の実績も社会に認められるようになりました。
聖徳の個性を育てる教育、考える力を一生の財産にする教育は、今まさに求められている教育だと考えています。
■ 御校独自の知能教育システムがあるそうですが。
聖徳では、勉強をするのであれば、考える力をつけた後に勉強した方がよいと考えています。というのも、考える力が普通の子の2倍ある子がいた場合、力のある子が同じことを勉強したら、普通の子に比べて半分の時間で勉強が終わることになります。また、同じ時間勉強した場合、力のある子が2倍深い学習までできることにもなります。
考える力をつけるために1週間に1回知能知練の授業を行っていますが、パズルやなぞなぞ、クロスワードなどを楽しく考えていると、自然と知能が伸びていきます。
また、独自に開発したオリジナルゲームに取り組み、友達に勝つためにはどうすればよいか作戦を考えているなかで、考える力がついていくのです。
|