《良い例》 ※説明会での話や実際に目にしたことが盛り込まれている。
教会や公園などで貴園の在園生、卒園生の方に遊んでいただく機会が多く、そのたびに思いやりがあり、子どもらしく朗らかでありながら、礼儀正しい園児のみなさんの姿を拝見し、娘もそのように育ってほしいと思いました。
さらに娘には将来、心に芯があり堅実で献身的な人になってほしいと願い、家族でカトリックの信仰を大切にしております。そのため、貴園がカトリック精神に基づき、情操教育に重点を置かれ、個人を尊重しながら行き届いたしつけをされていることにたいへん感動し、親子共に学び成長したいと願っております。 |
『幼稚園は人生の土台として生きる力の基礎を築くところである』という園長先生のお話にも大変感銘を受け、娘にもぜひ、貴園において、仏教教育を通して何事にも感謝の気持ちを持てること、人の心に寄り添えるよう導いていただきたく、志願いたしました。 |
また、ご家庭での教育方針というものも、とても大事なポイントとなります。これはなかなか一筋縄ではいきません。普段からご両親でよく話をし、自分のお子さんをどのような人に育てたいか、そのためには何をすればいいか、話し合っておいてください。
願書でも面接でも、この部分でかなり支離滅裂なことを書いて(言って)しまい、大失敗!なんてこともたくさんありました。
願書に嘘は書けません。自分の考えや思いをきちんと伝えられるように練習しておいてください。
私が思うに、その練習として、「本をたくさん読むこと」が一番手っ取り早いと思います。それもビジネス書などではなく、一般の小説でいいのです。サスペンスでも恋愛小説でもかまいません。小説の中には、さまざま考え方や表現の仕方が出てきます。たとえそれが子育てや受験とはかけ離れていたとしても、「こういう考えがあるんだ。」「こういう表現の仕方もあるのだ」とかなりヒントになりますよ。人と違う、自分なりの表現方法や考え方を構築するには、読書は一番手っ取り早く、確実な方法だと思います。
そしてもう一つ、「発信する力」をつけてください。本を読んだり人の話を聞いたり、そしてそこから自分なりの意見や考えを見つけることも大切ですが、それをいかに表現して人に伝えるかが大事です。
何を隠そう、私自信も発信することはとても苦手です。自分の考えを述べて、それに対して同調してもらえると嬉しいのですが、逆に反対の意見や考えを言われてしまうと、突然へこんでしまい「あー、言わなければよかった」と思ってしまうのです。
でもそれではダメ。
勇気を出して、自分の思いを述べてください。そうして行くと自然に表現する力がついて、自分の考えを堂々と述べることができると思います。
「簡単な願書」と思っていても、幼稚園や小学校の先生はそこから多くのことを読み取ろうとしています。願書提出まで少しずつ練習をして、間近になってあわてないように今から準備をしていってくださいね。
最後に、願書に限らず、字は丁寧に書きましょう。綺麗とか汚い、下手とかではなく、丁寧であること、これが一番重要です。
パソコンしか使わない時代、少し手書きに触れておいたほうがいいかもしれませんね!